「失敗」について子どもと一緒に考えてみた。

失敗は成功のもと
子どもはたくさん失敗させた方がいい

良く聞きます。

確かにそう思います。
私も日課のような失敗から、冷や汗が止まらない失敗まで、失敗体験は豊富です。笑

ただ、心置きなく失敗体験を増やしたらいいのか、というのも違う気がする。

その日、寝坊してパニクった息子を含め、子ども隊と「失敗」について考えてみました。

失敗てなんだ?

今回は、みんなの意見をマインドマップに書きました。
子ども隊もマインドマップは経験済み。

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そもそも、失敗ってなんでしょう。その時の気持ちと共に書き出しました。
これはこれは、子どもの性格が良く出た答えが出ました。

お嬢
成功への架け橋
ボン
絶望
ぶちこ
泣きたくなる

ある程度楽観的な長女。(そして中二病的 笑)
完璧主義ゆえ、悲観的な長男。
もっと完璧主義ゆえ、考えるだけで不安な次女。

こうしてそれぞれの捉え方を知るのも、面白いですね。

私は、失敗には偶然と必然があるんちゃう?と話してみました。

失敗したら、どうしたらいいのか?

その朝の寝坊で、切り替えて行動するように仕向けた私にやつ当たりして、放置された長男。

それを踏まえつつ、まずは「やったらアカンこと」を出してみました。
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よーくわかってますね(^ ^)

では、やったらいいこと。
最初、「やったらアカンことをしない」と小学生から出ましたが、脳のお話を少しして、否定形ではない方法を探しました。
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現実を受け入れる、
深呼吸する、
その時のベストを尽くす
など、前向きな意見が出ました。

お嬢
完璧を諦めたら完璧じゃない自分に出会う
とまた哲学的な意見も出ました。
さすがちょいちょい挫折もしてきている中学生、ええこと言う!

ポジティブ、運命思考、楽観的な私も、40歳にして立て続けに起こる失敗に学ぶことがありまして(苦笑)
どうしたら次に活かせるのか、を考えました。

必然で起こった失敗は、反省点を見つけて次は手だてを立てられる。
偶然、不運にも失敗した時は諦めることも必要。
素直に認めて謝る。
人に助けてもらうのはOK! その時はきちんとお願いする。

そして、そこにそれぞれが「落ち着くためにすること」を書きました。

最初は歌を聴く、だったのですがもっと能動的に、

お嬢
大好きな歌を歌う
ふてくされて座り込んだり、布団に潜ったりするから、という理由で
ボン
姿勢を正す
大好きなもふもふのぬいぐるみに癒してもらうそうで、
ぶちこ
ぬいぐるみを抱いて落ち着く
お湯をわかす、という行動も付いてくるので、
さえたん
お白湯を飲む
(パイタンスープ?って長女のボケ含む。)

となりました。

これを、廊下にある日用品が入った棚の内側に貼っておくことにしました。
次女はシュミレーションしてましたよ。
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こうして一緒に考えることは、一方的に親の見解を伝えるのとは違い、かなり響いたようです。

次の失敗に遭遇した時は、成長できるかもと思います。
周りもきっと、責めないで待つことができるようになりますね。

寝坊して逆ギレしてきた息子にブチ切れそうになりましたが(笑)
良い時間を持つことができました。

これからも「考えてみたシリーズ」やっていこうと思います!

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ライフオーガナイズを基本に、お母さんがかわいく・賢く・楽しく・朗らかに生きるためのヒントときっかけをお伝えしています。 お母さんが楽になって家族も自立する仕組み作りが得意です。