Young Americansから学んだこと

こんにちは。長女(お嬢)です。
今回はYoung Americans(以下YA)から受けた影響について書いていこうと思います。

留学と異文化交流

漠然とした憧れと現実

昔から、日本以外の文化には興味がありました。

ハリー・ポッターシリーズを読んで過ごした小学生時代、物語の中に出てくるのは私たちとは違う風習の数々。

そんなわけで、中学受験をする頃には漠然と「留学がしたい」と思うようになりました。
それがきっかけで今の学校に決めましたが、合格して留学が現実味を帯びてきて初めて、留学することについての疑問が浮かび始めたのです。

留学がしたい___。ただそれだけで、行って何がしたいかまでは考えていませんでした。

学校からの留学先に行きたい場所がなかったこと、行くとすれば一年間家族や友人と離れて生活すること、行った後の進路はどうするのか…
そんな悩みが思いが浮かんで、結局その時は留学の道は選択しませんでした。

行ったならもちろん英語が話せるようになる、とか視野が広くなる、とかたくさんのメリットがあるのもわかっていました。
ただ、今じゃなくていいと思ったのです。

ホストファミリーをしてみて

そんなときにホームステイの受け入れをしませんか、という学校からの案内が来たのです。

通っている学校でYAが一日ワークショップを行うということで、二泊三日の短期受け入れ案内が来ました。
我が家はコンパクトハウスなので、長期は難しくても短期なら…と受け入れをすることにしました。
母は留学経験あり、父は仕事柄英会話ができる。心強かったです。
私も頑張ってお話できるようになろう!と意気込んで当日を心待ちにしていました。

当日。YAのメンバーと私たちホストシスターの顔合わせがあり、その後一緒に家まで帰りました。

まず第一に、会話が続かない…!!!!!

YAのみなさんは楽しい方ばかりでたくさん話しかけてくれるのですが、いかんせん私の英語ボキャ貧がひどく、さっそくどうすればいいのかわからなくなってしまったのです。
なんとか家に帰ると母が英語で話してくれるのでほっとしてしまい、ついつい甘えてしまいました。

初めてのホームステイは、母国語以外でのコミュニケーションはとても難しく、自分の勉強不足を思い知らされることとなりました。

海外の方と交流するにあたって、他にもたくさんの違いを知ることができました。
言語はもちろん、文化、価値観、社交性など日本国内ではなかなか知りえないようなことにたくさん触れました。
そのことが私を大きく成長させてくれました。
YAのみなさんとのワークショップを通じて、人に自分の意見をきちんと伝える大切さや、物事をポジティブにとらえてみることなどを学びました。
こういった経験をする手は、なにも留学だけではないと知ることもできました。

気づいたこと

まず、日本人が知らない人とのコミュニケーションに対して消極的であることです。

それから、コミュニケーションツールはなにも言葉だけではないということにも気づきました。
家についてすぐピアノを披露してくれた方がおり、私はとても感動しました。その後、その人ともっと話しやすくなり、お話しするのが楽しくなりました。

最後に、エネルギーを持った人と接すると、自分まで元気になることです。
YAの方々の熱い思いや活気がその後の私の生活の大きな原動力となりました。

こうして、日々の中でなかなか受けることのない新鮮な影響を気軽に受けられることが、国内での異文化交流の醍醐味だと思います。

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お嬢こと田中家長女、JKです。 母からの依頼でぼちぼち更新します。 原稿料一記事200円で書いてます。 最近写真部に入りました。