学校で球技大会があって、生徒会は準備に駆り出されたりで心身ともにお疲れの様子。
帰宅後はうっかりぐっすり夕寝、というのもよく見かけました。
学校でも担任の先生や生徒会の顧問の先生に、「大丈夫か?なんかあったんか?」と聞かれたそうですから(苦笑)
よっぽどこんな顔して過ごしていたんでしょうね。
我が家ではチベスナ(チベットスナギツネ)顔と呼んでおります。
あの子が嫌いやねん、と言われたら?
嫌いな気持ちは仕方ないよね
ありがたいことの学校であったことや、消化できないことを私に話してくれるので、昨日も帰宅してすぐに学校での出来事を話してくれました。
2年になって一緒になったクラスメイトがどうも好きになれないようです。
自分のより前に座ってるから、視界に入るとうっとおしい。
よっぽどお嫌いなようで・・・
今日もその出来事を聞いていたら、
とか、
とか、
なにかとマウンティング発言も見え隠れ。
関わりたくないのに気になって仕方がないんですね。
うん、嫌いなのは仕方ないさ。
自分の鏡
その彼女はクラスのムードメーカーで、女子校でいういわゆる一軍。
周りのお友達も発言力強め、賑やかな女子たち。
お嬢は(自分曰く)カースト最下位のオタクのひとり。
自分たちの世界が楽しいので、あえて発言しないようなタイプです。
(でもオタク女子の方が人数的には多いのですけど)
普段は交わることはありません。
でも、私から見るとよく似ている部分も多々あります。
自己肯定感とか効力感の高さとか、負けん気の強さとか、努力家なところとか。
そして一番ネックなのが成績。ここ1年ほど、彼女に定期テストでは勝てないのです。
緻密にコツコツ勉強されるタイプだそうで、そこもお嬢とは確かにタイプが違います。
実力テストではお嬢が上回るので、クラスの中ではトップ2といったところでしょうか。
関わりたくないけど、その子だけ目につくねんね。他の取り巻きは気にはならないのにね?
と問うてみました。
すると
おんなじようにコツコツできたらいいねんけど、緻密にはできないし、タイプが違うのもわかってるけど、それをあれこれ考えてる、そんな自分が嫌になるねん。
苛立つJK、反発されるかと思いましたが、感極まりつつもものすごく冷静な自己分析が帰ってきました。
嫌いな人って、時には鏡みたいなところがありますよね。
きっとお嬢的には、私だったらそんな言い方や行動はとらない、とか、勉強ができるならもっとクレバーにいればいいのに、とかも思うようです。
ここまで自分の非も含めて気づけるって、私できるようになったの最近ですわ(苦笑)
メンタルオーガナイズお勧めしました。
そやな、と言いながら音読してくれてました。
そしてこう言ってくれました。
お母さんが学んできたことを私に教えてくれててよかった。
冷静に考えられるし、解決策も考えられるし、こうやってツールも与えてくれるから。
ただ聞いてくれるだけでも嬉しいけど、違う視点を持たせてくれるのはありがたいなと思うねん。
母としては万々歳。
きっと、あとは時間が解決してくれるかも、と落ち着いた様子でした。
学びの効果
ライフオーガナイザーになったことがきっかけで、メンタルオーガナイズやアドラーを学んだおかげで、たくさんの学びの機会を得ることができています。
私も子どものことに本人以上に熱くなることもなく、嫌いという気持ちを否定もせず、こんな思春期の揺れる心にも寄り添えるようになりました。
それがこうしてお嬢にも少しいい影響を与えているんだと思うと、本当に良かったと思うのです。
卒業まで同じクラスの彼女とは、この後どうなっていくんでしょうかね。
ちょっと楽しみにしておきたいと思います。