2年以上前から気になっていた、MBTI®︎のタイプフィードバックを受講してきました。
自分にしっくりしたタイプを見出す
MBTI®︎とは
心理学者ユングの提唱した「心理学的タイプ論」をベースにした性格検査です。
詳しくはHPをどうぞ
海外のキャリアカウンセリングでは必須というほど著名な自己理解のツールだそうです。
診断ではなく、指標である
人を何かしらのカテゴリーに分ける診断テスト、というものは世の中に多く存在しますが、どちらかといえば型に当てはめてしまうところがあって、「あなたはこうですね」的に自由度をなくすものもあるかと思います。
MBTIはそれがありません。
最初に心理学的タイプ論の説明を伺ってから受検します。
人の心的機能には切り替えができる機能があって、その機能には「利き」があります。
その「利き」を理解すると、自分の特徴が見えてきます。
「利き」だから、使いやすい偏り、といったところでしょうか。
「指標」なのでがんじがらめになるわけじゃない。
そして回答結果だけでなく認定ユーザーにサポートしてもらいながら「ベストフィットタイプ」を見つけていくのです。
本来の自分は、消耗しない
もっとも自分にしっくりとくるタイプを知る。
これはとても面白い過程でした。
私も自分の検査結果とは違う形に落ち着きました。
私がこの歳まで生きてきた中で、必要に駆られて身につけてきたことが、本来の「利き」と混じり合っていたようです。
ということは、いつの間にかどちらの機能も使えるようになっていたということ。
もちろん、それは人としての成長の証。
ただ、本来の自分が利きにしている機能の方がエネルギーを消耗せず、労力感が少ないのです。
どうして自己理解が必要なのか
そもそも、自分のことを知る必要ってなに?と感じる方もおられるかもしれません。
私は自分のことをあまり深く知らないまま、大人になった気がします。
だからきっと、今が楽しいんでしょうけれど。
自分を知るメリット
自分のことを研究してみると、「容易にできること」「努力しないとできないこと」があることに気づきます。
それはいわゆる、「強み」「弱み」と言ったところでしょうか。
それを知ることで、「自分を否定しなくなる」のが一番のメリットだと私は思います。
本来の自分の特徴を知れば、
そして、それを「私ったら、だからダメなんだわ!!」ではなく、
対策を打つためには、傾向がわからないと
つまり、自分を知ることは自分を生かす道を見つけ、自分を助ける道が探せるということ。
自分にダメ出しを出すのではなく、自分をサポートしてあげられます。
自分の一番の味方は、自分でないと!
人は多様だからこそ
そして自己理解が進めば、他者理解も進みます。
私とは違う利きを持つ人がいるということは、できること、できないことが違う。
捉え方も考え方も違う。
人はそれぞれ違う、と当たり前に思っていても、理解に苦しむことはありますよね。
今回、タイプの違いを学んだことでより他者理解が進みました。
人って、本当に面白い!!!
オーガナイズに通ずるところ
知恵と経験
自己理解を進める中で、ひしひしと感じていることは、「きっと誰かの役に立つ!」と思うところ。
知れば知るほど、私はしっかり者ではありません 笑
あまり自分のことを知らずにあれこれもがいてきた中で身につけてきたことが、誰かのお役に立つ!と思っています。
例えば、忘れん坊の私は知覚機能の利きに寄るところが大きいことがわかったのですが、
忘れない努力をするのではなく、「忘れるからこその対策」を仕組みとして作ってきました。
片づけが面倒だからこそのオーガナイズの仕組みを研鑽してきたことと同じです。
お客様のお困りごとをうかがい、少しでもスムーズな毎日のためにオーガナイズすることはまさに「個人を知り、対策を打つ」こと。
自分を知り、生かす
私が提供しているオーガナイズ(ライフオーガナイズ・メンタルオーガナイズ)も、カラーシェイプも自分を知り生かす方法の一つです。
自分のことは後回しにしてきたお母さんに、もっとお伝えしていきたい。
自分の人生をイキイキと生きて欲しいから。
それがまた子供や家族にエネルギーを与えることになるから。
オープンマインドなメンバーに恵まれてフィードバックを受けることができて、さらにその気持ちを強くして帰ってきました。
自分のこと、わからないわ・・・という方がいれば、是非ともお手伝いさせてくださいね。
私、お役に立ちます!
こういう捉え方だからこうなるのね。