我が家の朝ごはんはセルフサービス。
お嬢は中学3年ぐらいから、基本自分でお弁当も作っています。
食べたいものを自分で調理して食べる。
それが可能になった我が家の仕組みについて考えてみました。
お料理バイトはWin-Win
得意なことで稼げる
バイト母さん、シフトが遅番の時は帰宅が22時近くになります。
その日は食事の準備をして出勤するわけですが、配膳をしてくれた人にはバイト代を払います。
鍋やフライパンから取り分けて配膳してくれたら1回100円。
おかずを作ってくれたら300円。
午前中にも予定があって食事の準備ができない時は、大抵JKお嬢が作ってくれます。
この料理関係のバイトは我が家の超低賃金バイトの中でも割りがいいので、金欠のお嬢は自分からかってでてくれることがあります。
先日も「作っとく!」と言ってくれたのでお任せしました。
お嬢の力作、「3種の豚肉巻き」
帰宅してすぐ、末っ子が
お嬢の力作、「3種の豚肉巻き」です。
シソエリンギ巻き、じゃがチーズ巻き、もやしと人参巻き。
なんと手の凝ったおかずではありませんか!!!
このおかず、私的にかなりポイントの高い部分がありました。
- 前日に買った大量の大葉を使ってくれている(大葉、でクックパッド調べたらしい)
- ふかして残っていたジャガイモを利用
- 味付けにちょっと残っていたすき焼きのタレを活用
- 家族の好みも考慮(じゃがチーズ巻きは下の二人に、シソエリンギは母のために)」
つまり、「冷蔵庫にあるものを最大限利用」してくれていたわけです。
・・・すげーわ。新米主婦よりやるやんか。
大変美味しくいただきました。
お料理上手になって行った経緯
好きこそ物の上手なれ
お嬢が自分で料理を一人で作るようになったのは、小6の頃。
一人だけ学童に通っていなかったお嬢は、夏休みに「自分のお昼ご飯に自分の食べたいものを作る」ことからスタートしました。
(母のお弁当は魅力がなかったらしい・・・)
最初はチャーハン。ラーメン。オムライス、焼きそば、など、レパートリーが増えました。
今ではスマホでクックパッドで適当に調べて、家にあるものでアレンジして作っています。
彼女は食べることが好きです。
せっかく食べるなら美味しく食べる、というのが信条。
インスタントラーメンでさえ、野菜炒めを乗せて野菜タンメンになってたりします。
あまり食にこだわりのない私とは大違い。
また、鼻が利くし、味覚も鋭いです。
何が入ってるか、言わなくても当てます。
環境を整える
練習は手間をかけて
小さい頃からお手伝いはしてもらっていましたが、包丁の使い方、ガスを使う時に注意することなど、改めて一つづつ練習。
学校の調理実習で学んだことを確認しながら、家ではどうするか、など、手間をかけて練習しました。
失敗もあります。
家庭科クラブで作った、チョコパイを作ってくれた時、オーブントースターにクッキングシートを引いて、燃えたことがあったのです。
最初は初めてすることは私がいる時に確認しながらすることも約束しました。
私が料理で失敗したことや、気をつけていることも伝えました。
子ども一人でガスや火を使うのは怖い、と感じる方もいます。
我が家では私が大丈夫だろう、と確認できるようになるまでは一緒に調理しました。
キッチンのオーガナイズ
配膳のために家族みんなが使いやすいキッチン周りにはオーガナイズしていましたが、調理の時にもみんなが使いやすいキッチンにオーガナイズしました。
- 私が分かれば、ではなく、何がどこにありそうか、が推測できるカテゴリー分け
- 見てわかる冷蔵庫
- 調理に危険がないようにガスコンロ周りは整頓
乾物やレトルトなどのストック場所を見直し、
保存容器は基本透明に(これは私にもとても重要)
ガスコンロの周りは特に注意して片づけました。
今の家はIHなので、火がつくことはありませんがコンロ周りに溶けたりするものがないかは確認するように子ども隊には伝えています。
調理器具も見てわかる、どこにあるか想像がつく動線に。
それだけで、「やる気」をそがなくて済みます!
NGはなし!All OK!
我が家の食品については何を食べても良し、としています。
レトルト、乾物、冷蔵庫、冷凍庫、調味料。家にある食品は何を使っても基本OKです。
これはやめて〜!というものは、事前に伝えたり、書き置きを残したりしています。
なので、時々買った次の日になかった、ということもありますがね^^;
好きにしてくれるので、私も楽チンです。
最近は買い置きのリクエストも増えてきました。
先の自由への一手間
自分で自分の空腹を満たせる、というのは自立の大きなステップだと思います。
やりたい、と思った時にできる環境にしておく。
少し練習や手間も必要ですが、子どもがキッチンを自由に使えることが増えれば、お母さんの自由も増えます!
ここ数年は、私がいない時の子ども隊の昼食を準備しておくことはほとんどありません。
兄弟それぞれ、得意料理が出来てきました。
調理実習の再現をしてくれたりすることもあれば、新しい創作料理をラインで披露してくれることも。
ボンのオムライスは、成功の度合いをケチャップで記しています。
このシリーズ、大好き♡
これで将来、一人暮らししても多少は安心できます!
お料理に興味を持ったら是非、時間をとってあげてください!