家族がチームとして家庭運営、家事を分担している田中家。
構成員の皆様がどう考えているか、インタビューをしました。
労働について
我が家では「お手伝い」を「家事労働」として賃金が発生することにしました。
その「労働としての家事」について聞いてみました。
お金がもらえるということについて
「労働」とは家事手伝いがお金になるということ、について聞きました。
公民の授業で、「一番小さな社会は家庭」と学んだらしく、それを実感できるそうです。
事実、私も母から同じように言われて育ちましたから、そういうふうに意識してきた部分もあります。
家事することで、スキルが上がるし、自分の成長に気づける。達成感もある。
人の役に立てる喜びもあるし、さらにお金がもらえるから単純に嬉しい。これからも頑張ろうと思う。
お金をもらえると大人みたいな気分になる。ただのお手伝いだと、子供扱いされてるみたいで、自分の本当の年よりも下に扱われてるように感じる。
末っ子は私が思っているより複雑に考えているようです。お嬢と一緒に聞いたというのもあるかもしれませんね。
金額について
私が金額を決めた時、ほとんどの仕事が1回10円としました。
現在のバイト内容はこんな感じです。
だいたい月に1回清算して支払いますが、お金が欲しいタイミングで清算を希望されることもあります。
内容はだんだん精査されてるみたいです。
夏休みなどの長期は増える仕事もあります。
10分くらいで終わる仕事が10円、にしています。
めんどくさいって思うだろうなー、手間がかかる仕事は20円。
・お弁当を自分で作ったら50円。
これはお嬢の特権ですね。でも私は本当に朝が助かるので致し方なし。
エキストラはスキルで変わります。
・ご飯の配膳を自分だけでなくみんなのためにしてくれたら100円。
・朝食をみんなに作ってくれたら100円。
・夕食を作ってくれたら300円。(調理含む)
これに関しては
スキルが上がれば金額が上がる、というのはモチベーションになるようです。
WIN-WIN!!
「お手伝い」が「労働」になったことは子ども隊にとっては ”WIN-WIN” なのです。
「WIN-WIN!」って言ってました 笑
「お手伝いするー!」って喜んでしてくれてた小さい頃から、家事が面倒だー!とならないように仕組みを考えて来ましたから、それが知らず知らず身についています。
これは自分の努力を褒めたいと思います。(これについても追って書きます!)
その身についたことがお金になる。
私はそのおかげで時間ができる。
うん、WIN-WINやな!
次回は「夜にいない母について」です。
達成感とかもあるけど、現物支給が人の性、喜び。
子供ではなくて、一社会人として扱われている満足感もある。社会に出た時、自分ができることでお金がもらえるという自信になる。
自分の存在意義、必要とされている喜びもある。