子どものお手伝いにお金をあげるって、どうなの?

小学生の子どもがお手伝いをしたら、おこづかいをあげますか?
お金を渡すことについて、どう思いますか?
我が家のお手伝いとおこづかいについて書きました。

「しつけ」ととらえるか、「しごと」ととらえるか

我が家では小さい頃からたくさんお手伝いをしてもらっています。
子どもの自立について考えた*こちらの記事*にその理由は書いてありますが、
「ニンジンがないと走れない馬」にはなって欲しくないので、その都度おこづかいをあげることはありませんでした。

小学生は毎月「学年✖️100円」のおこづかいをパパからもらっています。
その仕組みが始まったのは真ん中が1年生くらいだったと思いますが、それは「決められたお手伝いをしたことに対するお金です」という理由で渡しています。
もらえなかったことはないですが、サボっていると時々釘をさします 笑

お嬢が6年生の頃、テレビで大阪市の最低賃金の話を見ていて、

お嬢
わー、大人になったら900円くらいもらえるんや!ええなー。私めっちゃ働いてるのに!
って言いましたが、彼女は当時「月給600円」。
最低賃金が時給だということはあえて触れませんでした。笑!

お互いの時間を大切にするために

今年の夏休みから、我が家は月のお小遣い以外のお金を渡すことにしました。

例年以上に忙しくなった今年の夏休み、して欲しいお手伝いの指示すら出来ずに出かけるということが増えました。
気がついてしてくれたとしても、誰か1人に偏ったりと不平不満が出そうだったので、

さえたん
お母さんはあなたたちから時間を買う!
ということで、お手伝いを「仕事」にしました。

今までしているお手伝いはお金がもらえません。
私が普段していることで、子ども隊でもできることを「仕事」にしました。
子ども隊も忙しいので、出来るときに働く、というスタイル。

「仕事」ですから、「期待する結果」を明記した「指示書」(笑)を作りました。
私が手直しするのであれば、時間を買ったことになりませんから。

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指示書は、こんな感じです。

お茶を沸かす:
・やかんを洗う
・水はそそぎ口の上まで
・お茶パックは2ついれる
・沸騰してから5分タイマーで沸かす
できていないと、紙を確認してね!と声をかけます。
この工程のおかげで、完成度は抜群です!

で、賃金は10円です!笑

仕事量と賃金が見合わないことに気づき、魅力を感じなかった中学生に対し、小6男子は夏休みの間に400円稼ぎ出しました!
ボランティアだった風呂掃除でお金がもらえるのですからねえ!

需要と供給の市場原理も訪れます

文化の日、ブラック企業「田中の母さん」は急ぎの仕事があったので、「需要」が高まりまして、
「賃金2倍キャンペーン!!」となりました。

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すると、10円よりも賃金の高い「エクストラ」を売り込みにくる社員や、単価の高い仕事をうまくこなす中学生も参戦 笑

私がパソコンに向かっている間に、みるみる家事が終了していきました!
社長も社員もラッキー☆

なぜお金がもらえるのか、もらえないのかを家庭で話し合う

我が家ではこの方法が今は上手く行っています。
そのうち、退職されるかもしれません 笑

それぞれのご家庭でお手伝いもおこづかいにもお考えがあるでしょう。
子育て論でもあれこれコラムに書かれていたりしますし、良し悪しはどちらもあると思います。
こんなやり方もありますよーということで、ヒントになればいいなと思います。

その時その時、親子の間で「我が家の方針」について話すことができることが大切。

・・・いつか、「昔の田中の母さんはブラック企業やったな!」って笑う時が来るかな。

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ライフオーガナイズを基本に、お母さんがかわいく・賢く・楽しく・朗らかに生きるためのヒントときっかけをお伝えしています。 お母さんが楽になって家族も自立する仕組み作りが得意です。