「お母さんは笑顔が一番」
「お母さんの笑顔が家族を幸せにする」
わかってます、そうありたいですよね。
不機嫌でいることも選択している
人の不機嫌に巻き込まれてしまう癖
私は小さい頃から、変に「場の空気」が読めてしまって飲み込まれてしまうところがありました。
私が怒られてるわけでもないのに、「家族会議」が始まる前から泣いてしまったりしました。
家以外でも、誰かがピリピリしていたら、一緒になって緊張してみたり、それ以上悪化しないように変に気を回してみたり。
人の機嫌や気分に影響されることが多く、不機嫌を撒き散らされると、自分が悪いんじゃないか、どうにかしなくちゃいけないんじゃないか、と思うことがありました。
結婚してからも、パパの機嫌が悪いと同じように私も不機嫌になることがよくありました。
「家が片づいてないから怒ってる?」
「子供を怒ってたからイライラしてる?」
「なんか私に文句ある??」
勝手にそう感じて不機嫌を伝染させていました。
そしてそれが自分でもとても嫌でした。
でも実は私が悪いわけではなく、仕事が大変だったり、疲れていたり、ということが原因だったりするわけです。
「不機嫌の伝染」は私が勝手にしていることだったのです。
不機嫌は「悪」だと思っていた
最近まで、子ども隊にも「不機嫌を撒き散らすな!」とよく叱っていました。
家族みんながいるところでイライラして物音を大きく立てたり、パニックになっている子どもに、同じようにイライラして「やめなさい!!!」って怒る。
↓
余計にイライラして引けなくなって悪化
↓
押さえつけようと怒る
↓
大炎上
が、特に癇癪持ちだった息子とのパターンでした。
これに関しては「コントか!」というくらいエピソードがあります 笑
いつも割と機嫌のいいお嬢がイライラし始めた時も、私の方がソワソワしてしまっていました。
不機嫌でも、仕方ないから
起きた感情は、すぐには収まらない
もちろん私も何らかの原因で不機嫌になることはあります。(割としょっちゅうあります)
溢れ出る不機嫌に、家族の雰囲気が悪くなってしまうこともよくありました。
そして、「お母さんは笑顔でおらなあかんのに」と自己嫌悪に陥り、八つ当たりする、という暴挙に出たりしていました。
悪循環もええとこです。
でも、行動は選べる
ライフオーガナイズやメンタルオーガナイズを学んで、「不機嫌を選んでいる」ということに気づいたので、自分の機嫌がイマイチな時は、できるだけ黙っているか、家族に撒き散らさないように行動するようになりました。
「私の機嫌と周りの空気は別のもの」と意識するようにしています。
自分の機嫌をできるだけ早くフラットに戻すことに注力します。
わかりやすく効果があるのは、片づけること。
こんな気分になることは、結構な確率で散らかっているので(笑)無心で片づけます。
空間も気分も良くなります。
あ、こういうとき、やっぱり「すぐに元に戻せる家」にしておいてよかった!と思いますよ^^
誰かの不機嫌に巻き込まれそうな時も
そして、巻き込まれやすかった私は、誰かがイライラしていても、自分はできるだけ飄々と、淡々とその場をやり過ごすようにしています。
「この人の不機嫌は私のせいじゃない」と思うこと、そして自分の機嫌までも悪くしないように努めること。
これは私にとってはすいぶん訓練が必要ですが、意識することでかなりできるようになってきました。
思春期を迎えている子ども隊、訳のわからん不機嫌の嵐が吹き荒れることもありますが、ヘラヘラして気にしてない様子(めっちゃ意識して装ってますけど!)の母を見て、その場を立ち去ったり、自分なりにクールダウンするようになりました。
癇癪男爵だったボンも、「片づけたらイライラ治る」と最近いうようになりました!
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そして今朝の出来事
昨夜末っ子にプチトラブル発生、時間を取られ、さらにまだ手間どることがわかっていたので私は少しご機嫌斜めの朝。
そこに6時から度々鳴り響く息子のアラーム。
いつも結局7時頃に起きてくるので、
まどろんでるところに怒られて不愉快、そして結局寝坊して「最悪!」な気分のボン。
仏頂面でぶつくさ文句を言いながらドタバタと登校の準備をしていました。
ここでイライラするところでしたが、私はぐっとこらえて、普段通りの対応に努めました。(最初に怒ったのは私ですけど、それは置いといて 笑)
そして「いってきますっ」と不機嫌そうに言い残して出て行ったボン。
「いってきます」いうだけ成長したなあ、と思いつつ、「いってらっしゃい」と離れたところから声をかけました。
すると、3分経たずに「名札忘れた」と帰ってきて、バツの悪そうな顔をしていました。
ズキュン!!!
今も書きながらなんだか涙が出てしまうのですが、やられた!!!って感じです。
自分で反省して、謝ってくるなんて!
母さん、息子の成長に感涙です。
自分のために、機嫌をコントロールする
人に不機嫌に巻き込まれないように、と自分のために努めていたことが、周りの空気も変えていたのかな、と思います。
お母さんが不機嫌じゃない。
それはこんなに影響があるんか!と改めて思いました。
ただ、重要なのは、「家族のために笑顔でいなきゃ」でなはく、「自分のために機嫌をコントロールする」のが健全なことだと思います。
できてないことがまだまだやけど、こんなエピソードが増えていったらええな、と思います。
「私、やるやん♪」なお母さんが増えますように
家を片づけて、自分を片づけて、私はご機嫌が増えました。
ええやん、悪ない、ええお母さんやん!と思えるようになりました。
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