「子どもが片づけないんです〜。」
片づけの作業や、講座でもしばしばお聞きします。
子どもが片づけない、片づけられない理由は?
片づける場所がわからない
「使ったものを元あった場所に戻す」のが片づけです。
戻す場所が決まっている、その場所が明確である場合は、多少溜まったとしても戻せますね。(やる気があれば! 笑)
保育園や幼稚園の子どもが園では片づけが出来るのはこれが理由ですね。
個人の持ち物も、みんなで遊ぶおもちゃも、文房具なども、全て場所が決まっています。
家では片づけない、のはもしかしたら片づける場所がわからないのかも知れません。
お母さんが片づけの度に適当にあちこちにしまう様では、家族もわかりづらいですね。
片づける工程が複雑過ぎる
例えば、キッチンでほぼ毎日使う包丁をしまう場所が、吊り戸棚の上の段の箱の中だったら、毎日そこに戻せますか?
きっと面倒で、キッチンに出しっ放しになりますよね。
片づけ上手なお母さんが子どもの道具やおもちゃの片づけ場所を決めている時、実は同じ現象が起きていることがあります。
お母さんはそんなには面倒に感じていないとしても、子どもにとっては工程が多い!と感じて、やりたくない、になっています。
思い当たる節はありませんか?
いちいちしまうのはめんどくさい!
我が家でも、いつもあちこちにコロコロと転がっているものがありました。
それは小学生が持っていく水筒。
本体は夜に自分で洗う約束なので、キッチンに伏せてあるのですが、ヒモのついたカバーがその辺に転がっていました。
朝になれば持って行くから気にならないとも思うのですが、夜リビングから見るとやはり散らかった感じにみえます。
週末などにしまう場所にしていたのが、炊飯器の下、お米の横。
(箱が写ってますが!)
と言ったら、末っ子が、
ちょっとのことやん!!オイ!と思いましたが、それくらいの小さな小さなハードルがめんどくさいとは。
そして彼女が自分で決めたのがココ。
引っ掛けるだけ!通り道で、朝の準備も楽になりました。
日中はかかっていないので、私も邪魔になりません。
何がめんどくさいのか?
どうしたら出来そうか?
自分で考えてみる
定着してくれることを祈りつつ!
見守ってみたいと思います。